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100周年「わたしと桂馬」フォトメッセージ




豊田周作様



幼き日、因島に住んでいました。昭和30年頃の思い出です。親に連れられて土生の港から船に乗り2時間あまりかけて尾道に行き、 そこから汽車で岡山、大阪に行きましたが、そのときいつも父や母が桂馬商店に立ち寄り、蒲鉾を買い求めて、お土産にしていました。
蒲鉾のおいしそうな香りとともに当時のなつかしい記憶がよみがえります。
両親も「桂馬の蒲鉾」の味に絶大の信頼を置いていたのです。その思いはいつしか私にも受け継がれ、大切な人への贈り物として使うようになりました。 舌の肥えた味にうるさい人も桂馬の蒲鉾をとても喜んでくれています。
どんなに固く守られている陣でも桂馬だけは駒を飛び越えて王手がかけられますが、まさに「桂馬の蒲鉾」は将棋の桂馬のように働いてくれています。 贅沢な味に慣れている人も「桂馬の蒲鉾」で王手!そして投了というところです。
ところが私の送り物といえば桂馬の蒲鉾と決め付けられ別の物を送ると「もらって文句を言うわけではないが桂馬の蒲鉾の方がよかった。」とハッキリ言う人もいて当惑したこともあります。 私の友人たちの間では、「桂馬の蒲鉾」は歴史ある尾道の名物として定着していたのです。
これから先も昔からの伝統を守って、おいしい蒲鉾を作ってください。



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